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Windows XPとパソコン

あと半年少々でWindowsXPの延長サポートが終了する。
延長サポートが終了すると、月例パッチの提供がされなくなったり、新しいソフトウェアや周辺機器が対応されなくなる。
殆どの場合は、既にVistaや7,8 あるいは違うOSが導入されたパソコンを使用しているだろうが、ニュースサイトでもよく取り上げられるように、
個人・企業併せると未だに3割のパソコンに導入されているそう。
自分やその周りも例外では無く、デスクノートPCに導入されているOSはXPだし、新しいパソコンを買ったとしても、サブパソコンのOSはXPだったり、
使用頻度が少なく、まだ使用できる場合は、メインのパソコンでもXPが導入されていたりする。

月例パッチや新しいソフトウェアが対応できなくなると、OSに存在する脆弱性が修正されなくなったり、新しいセキュリティソフトを導入出来なくなったりする。
日々、様々なウイルスが作られているので、延長サポートが切れた後にインターネットに接続して使用するのはあまり望ましくない。

自分だけならウイルスに感染しても大丈夫」と思ったら大間違いで、ネットワークやUSBメモリなどのメディアを介して他のパソコンに感染させたり、
遠隔操作をされるウイルスに感染したことにより、掲示板などに悪意のある書き込みをされてしまい、誤って逮捕されたりと、加害者になってしまうこともある。
また、「怪しいサイトに行かないから」といって安心できる時代は既に終わっており、以前は普通にアクセスできたサイトでも、いつの間にか改ざんされており、
改ざんされたサイトにアクセスするだけでウイルスに感染してしまう、ということもあるので、
インターネットに接続するのであれば、早めに違うOSが導入されたパソコンに換えたり、OSをアップグレートした方が良い。

インターネットに接続しないで使用する場合でも、ローカルネットワークやメディアを介して他のパソコンとファイルをやりとりするのであれば、
やはりセキュリティ上相応しくないし、パソコンの寿命や周辺機器の対応を考えると、サポートが切れる前にパソコンの買い換えやOSのアップグレートをしておいた方が良い。

今回のXPだけそうなのかというと、実はそうではなく、2015年にはServer2003の延長サポートが終了するし、Vista,7,8、そのほかのOSにもサポート期間が存在する。
過去にも、2006年には98,MEのサポートが終了、2010年には2000のサポートが終了している。
98,MEサポート終了の際にもニュースにはなったが、少なくとも自分の周りではさほど騒ぎにはならなかったし、殆どの人がXPに移行していたと思う。

しかし、今回のXPの場合は、OSやパソコンの動作がそこそこ安定していたり、まだパソコンが使えるので買い換えはしない、という人も居るだろうし、
企業だと、業務に必要なソフトがXPやIE6の環境でしか動作しないので、ソフトを含めて買い換えをするとなるとコストが掛かってしまう。
ソフトの開発元が無くなっている場合だと、バージョンアップが期待できないので、やむを得なくXPの使用を続けるところもあるだろう。

Vistaの開発期間が長かった上に、発売当初は快適な動作に必要な性能のパソコンが少なかったり、まだバグが多かったりしたため、
やむを得ずXP搭載のパソコンにするしかなかったというのも要因になっていると思う。
また、Vista以降では使い方も少々変わっているので、Vistaや7搭載のパソコンを買ったが、操作方法が分からなくてXPへダウングレードしたというケースもあったりする。

本題


思えば、XPが発売されてから今年で12年、延長サポートが切れる来年には13年目に突入する。
現時点で、XPは自分の中で一番長く使用したOSなので、苦労もあったし思い入れもあった。
前置きが長くなってしまったが、ここからは本来の目的であるパソコンとXPの思い出を書きたい。

自分が自宅でパソコンを使うようになって今年で10年。それ以前にもWindows98が搭載されたパソコンがあったが、あまり使用していなかった。
そんな中、知り合いからパソコン(組み立て)を貰い、それから自宅でもよくパソコンを使うようになった。MEを導入して使用していたのを覚えている。
Windows2000のディスクも持っていたが、MEに入っているムービーメーカーを使いたかったので、安定性は無かったが、敢えてMEを使っていた。
操作中によく固まったりして、パソコンを蹴飛ばしたこともあった。
ムービーメーカーを諦めて2000にすればそんなことも無かったのはもちろん言うまでも無い。
そんなある時。XPを購入し、パソコンにインストールすることとなった。
XPは、2000(NT系)の安定性と、ME(9x系)のマルチメディアを融合したOSということで、いままでのフリーズが少なくなった上に、
ムービーメーカーも標準で入っているというまさに自分が求めていたOSだった。
早速インストールしたが、パソコンの相性なのか性能が低いのか。うまく動いてくれなかった上に、操作性が変わっており、慣れるまで大変だった。
更には、不正コピーを防ぐために、インストール後に「認証」という作業が必要だった。

XP以降のOSでは、OSインストール後に、認証という作業をしないまま30日間使用すると、認証するまでパソコンが使えなくなるという事を知っている人も多いと思うが、
当時はまだダイヤルアップ接続を使用していたので、インターネットに接続する時間が長いと料金が掛かってしまうし、電話でも認証できたが、面倒くさいので認証の作業が億劫だった。
そして何よりも、インストールしたパソコンが悪かったのか、動きが遅かったり、うまく動いてくれない事が多くて再インストールの回数も多かった。
再インストールする度に認証が必要だったこともあり、結局面倒くさくなってXPをアンインストール。またMEに逆戻りすることとなった。

数ヶ月後、パソコンを新しくした(組み立て)ということで、XPをインストールすることに。
しかし、パソコン自体のせいなのか、なかなか安定しなくてフリーズする回数が多かった。MEよりも酷かったのを今でも覚えている。
このままでは不便だが、今更MEのみというのも嫌だったので、XPとMEをデュアルブートして使うこととなった。
後から冷静に考えれば、XPではなく2000とMEにしたり、パーツを交換したり、ドライバやBIOSのバージョンをアップデートすれば良かったと思う。
当時はそこまで知識が無かった上に、組み立ても人任せだったので、パーツの交換はおろか、ドライバやBIOSのバージョンを気にしたことが無かった。
ただ、MEやXPの再インストールをするうちに、OSのインストールだけは身についていた。

そんなある時。XP SP2が出たということで、試しにアップデートすることになった。
インターネット経由だったが、ISDNに変えたので料金は定額だったが、ダウンロードに時間が掛かった。
半日くらいかかっただろうか。放置しておいたらダウンロードが完了していたので、早速インストール。
ところが、インストール中にパソコンがフリーズし、データがパーに。それ以降正常に起動することは無かった。

これに腹を立て、何を思ったか一年も経たないうちにパソコンを買い換え
またしても組み立てだったが、今度はショップの人のアドバイスを聞きながらパーツを選んだ。
最初のうちは心配だったので、またしてもXPとMEのデュアルブートだったが、XPが意外と安定していたので、XPのみにすることに。
SP2のアップデートについても、XPの本なるものを購入し、そこに書かれていたSP2のアップデートCDというものをオンラインで注文し、CDからインストール。
パソコンが変わったからかもしれないが、無事インストールすることが出来た。後で分かったが、SP2のアップデートCDは郵便局でも配布されていたそうな。
このSP2のCDは、SP3が出るまで、ネット環境が無い知り合いのXPをアップデートするのに役に立った。

パソコンが安定していることもあってか、SP2にしてからは殆どトラブルが発生することは無くなった。また、ムービーメーカーもバージョンアップし、より使いやすくなった。
安定しているお陰で、ちょっとしたパーツを増やしたり、ドライバやBIOSを更新したりと、少しずつ知識や余裕も出来た。
また、Vistaのベータ版が出たので、試しに使っていないHDDに入れたが、このパソコンでは少々荷が重かった。
操作性に関しても、XPを初めて導入した時のことを思い出させるかのように、変わっているところが多く、慣れが必要だった。
このパソコンは3年ほど使用し、次に換えるパソコンは、一から組み立てることが出来た。

この頃はすでにVistaが発売されていたが、まだ出たてということもあって、XPを初めて導入したときと同じ目には遭いたくなかったので、またまたXPを導入することに。
特に問題なく動作し、パソコンを換えてから一年後にリリースされたSP3へのアップデートも問題なく行えた。
7のベータ版も出たので、空いているHDDに導入したところ、VistaのベータやRCの頃と比べ、安定して使用できた。
操作性に関しても、Vistaを少々操作したこともあり、慣れるまでにはそんなに時間は掛からなかった。
このまま7にアップグレードしても良かったのだが、7が発売されて3ヶ月ほど経った頃、電源の異常が見られたため、
メンテナンス性などを考えた結果、今のパソコンを組み立てることに。
メインで使用するOSはここで7に切り替わり、家にあったパソコンも徐々にXPから7に。

デスクノートPCだけはいまだにXPが入っているが、最近はデュアルブートで入れているLinuxで主にインターネットをやっているので、
メインとしては2004年から2010年、サブを含めると2012年まで。XPには約8年間お世話になった。
最初の頃は、パソコンの性能など不安定な要素があったために、XPというOSにあまり良いイメージを持っていなかったが、
パソコン自体の性能が向上したお陰もあってか、後半では問題なく使えたし、SPなどのアップデートによって安定性も向上し、
トラブルが発生しても、再インストールすること無く解決できるようになった。

思うこと


最初はいろいろ苦労させられたが、後半は非常に使いやすいOSだった。
しかし、技術は日々進歩するもので、SSDや大容量のHDDを使用する場合だと、それらのものに完全に対応していないことがある。
また、最新のハードウェアだと、新しいOSの方が性能を発揮出来るので、今からXPを導入するメリットは無い。

現在、Windows8が最新のOSで、間もなく改良版の8.1が出ようとしている。
今では多く使用されている7も「Vistaの改良版」と言われていたくらいで、Vistaがどれだけ酷いのかと思ったが、
実際にVistaを数ヶ月使う機会があったので使ってみたところ、
発売当時に比べてパソコンの性能が上がったせいか、重くなることは無かったし、安定性も、SP2だった為か固まることは無かった。
あまり好評ではない8も、3年前のPCにインストールしても重くなることは無いし、安定性に関しても、特に問題は無かった。
表面では分からない、技術的な点も改良されているのは確か。

だが、操作性に関して言えば、XPからVista,7にした場合の操作性は少々異なるし、8に関しては、タブレットの要素を取り入れているため、がらっと操作方法が変わってしまう。
8.1で改良されたといっても、不評のスタート画面周りの改良や、細かい技術的な部分で、従来のような操作方法に戻す事は出来ない。

ソフトウェアを導入すれば操作方法を戻すことも出来るが、不完全だったり、ソフトの存在自体を知らない人もいる。
慣れればどうと言うことは無いが、昔からパソコンを使っている人でも、主にインターネットや文章作成にパソコンを使用していて、システムに不慣れな人だと、慣れるまでに時間が掛かる。
技術以外にも、操作に関しても、簡単に操作できるように工夫はされているのだとは思うが、逆に煩わしい所もあるので、
アップグレードの度に思うのだが、操作性を変えるのならば、せめても1・2つ先のバージョンまでは、操作方法を選べるようにして欲しい。

話は戻り


話は随分戻ってしまうが、サポート終了ということでアップグレードするにしても買い換えるにしても、どちらもお金が掛かってしまう。
パソコン自体は安くなったが、ソフトや周辺機器が問題で、いきなり換えるとなると結構な出費になってしまう。
周辺機器に関しては、少しずつ買い換えたり、中にはドライバが無くても使えるものもある。
ソフトに関しても、使えないものの代替として、無料のものでもかなり使えるものもあるので、当面の間はそういったものを使うという方法もある。

XPが導入されているパソコンで、新しいWindowsにはアップグレード出来ないが、インターネット等でまだまだ使い続けたい場合。
Linuxという無料で利用できるOSがあり、標準でブラウザだけでなく、文章作成・表計算ソフト(互換)もインストールされている。
その中でも特にUbuntuは、OS自体のインストールが簡単で、イメージをダウンロードしてからCDに焼いて起動し、あとは指示に従うとインストールすることが出来る。
最近では、自治体でも導入するところが増えているそうな。

しかし、中には動作しない・動作が重いパソコンや、インストールが完了しても一部の機能が使えないことがある。
周辺機器についても、動かないものがあったり、期待通りの動作をしないものもある。
また、何かあったときに問題を解決する場合、Linuxを使ったことが無い人だと少々難しいし、操作性も違う。
そして、Windowsと同じく、ある程度の時期が来たらOSを更新しないといけないし、セキュリティ対策もしなければいけないので、
人によっては不便な点はWindowsと変わらないか、Windowsよりも大変な部分が多い。
また、Windowsでインストール出来るソフトも、初期の状態ではインストールすることが出来ないし、仮にインストールできても正常に動かなかったりするので、
現在導入されているXPの代わりとして使うのであれば、きちんと動作するか確認した上で、
最低限の文章を作成する目的や、インターネットを閲覧する目的、また、勉強目的で導入する場合でのみお勧めしたい。

最後に


日々技術は進歩しているので、古いOSに対していつまでもサポートを求めるのは酷だと思う。
しかし、最新のOSで安定性やセキュリティが向上されていても、基本的な操作方法が分からないと意味が無い。
特に、Windowsは市販のパソコンに標準でインストールされているため、パソコンに詳しくない人はOSを選ぶことが出来ない。
今後も、OSのアップグレートの度に大幅に操作方法が変わるのであれば、買い換えやアップグレードを躊躇してしまう事が考えられる。
XPのサポート終了に伴い、主なアップグレード先としては新しい8ではなく、7が多い。
8が出たてで安定性や互換性が不安ということもあるが、操作性が変わったのも要因だと思う。
Windows7のサポートが切れる2020年頃には、XPと同じような事になっていないことを願いたい。

これから出るWindowsがどういう風になるのか期待する一方、操作性の変更で不安なところもある。
利用者の声も聞きつつ、快適に操作出来るOSを作っていって欲しい。
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