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FMV DESKPOWERを自作機に

(2010/02/24) 「作業を終えて」追記
ME3/505Pとの出会い / 計画、そして実行へ・・・ / 先走り野郎 / メインPCの故障、贈機提供
慌ただしいパーツ組み込み / 貫通式 / 本格作業 / 手直し / 作業を終えて / 塗装

メインPC制作と同時にこの企画を進めました。
本来ならばもっと後に進めるはずだったが、以前使用していたメインPCの破損(といっても本来ならば電源を変えるだけで済むのだが・・)のため、新しいメインPCを制作するついでに企画を進めることに。
作業工程的に、ある意味こっちの方が本命かも。

名付けて「FUJITSU ME3/505P 復活計画」 注:別に壊れてた訳ではありませぬ。

ME3/505Pとの出会い


時は2009年10月某日。
とある知り合いから「パソコンを買い換えた人がいるから、古くなったパソコンをもらってほしいんだけど」ということで、とりあえずどんな程度の物か聞いてみることに。
知り合いによれば「XPが発売されたころのものじゃないかな」。
デスクトップということは判明しているが、それ以外は知り合いも詳細不明とのことだった。
仮にXP搭載機だとしたら、メモリを増やせばそれなりに使えそう。というわけで、とりあえず貰うという事を伝えてもらった。
話は成立し、古くなったパソコンは、知り合いが時間があれば取りに行くということで、それをしばし待つことに。

それから2週間後、突然連絡が来て「いまから持って行きますから」
どんなのか聞いてみると「富士通製ので縦型、かなり古いががっしりしている」ということだったが、やはり実際にみないと程度も分からないのでとりあえず持ってきてもらうことに。

数分後、知り合いが到着。実際みてみると外見は傷がついていたり塗装がはげていたりと、かなり使い込まれている感じ。
前面にはFMVという文字とWindows98のシールが貼られていた。外見からでもかなり古そうだったし、シールから分かるように明らかに「XP搭載機」ではない。野望は打ち砕かれた。
が、意外と使えるパーツが搭載されている事があるので、最悪動きが悪くても部品取りにすることに。
話では本体だけということだったが、ブラウン管モニターやマウスといったパソコン一式も持ってきてくれたが、特に使い道がないのでお引き取り願いました。

重たいパソコンを家に持ち運び、しげしげと眺めながら前面のパネルに書いてある文字でいろいろと情報を調べる。
パソコンの機種はFMV DESKPOWER ME3/505P
性能をみてみると、CPUが「AMD K6-2 500MHz」、メモリ「64MB」、HDD「10GB」と今から10年くらい前の性能。2000年製のものなので当たり前ですが。

とりあえず貰ったパソコン本体の写真。

もちろんこの状態で貰ったわけではありません。というよりパソコンをゴミビニール袋に入れないでください。

袋から取り出した状態。

ケース蓋が何故か開いている

写真からみてもわかる、いやギリで分からない通り、外見は傷や汚れが結構目立つ。
中をあけるとそれはもう埃の巣窟。とりあえず掃除をしましたが、2日かかりましたよ。

綺麗になった内部

まだ若干汚れが目立つけどだいぶましに。首を傾けるか画像を傾けてご覧ください

掃除している途中で思ったのが、意外としっかりした造りなのと、電源ボタンの押し心地がいいこと。これを自作PCケースとして再利用できるのではないかと考えた。
もし、CPUをAtomやCore2Duo、いや元はAMDなんだからAthlonX2を載っけたらどうかなんて考えているうちに、「メーカー製のパソコンを自作機にする」という内容のサイトにたどり着いた。
サイトの情報を見てみると、「Micro-ATX規格のマザーボードを使用可能」で、「電源もケースにねじ穴をあければATX規格電源がつかえる」とのこと。
ただし、「I/Oパネルのコネクタを刺すときに、コネクタを変換する必要があること」と、「ケース側の都合でPCIスロットが1つつかえない」ということも載っていたが、
ビデオカードやPCIカードを刺さないパソコンにすればいいんじゃね?ということで、ケース再利用計画を立てることに。
外見は古いパソコン、しかし中身は比較的だが新しいパソコン。これはおもしろいものになりそう。

部品取りとしてはFDDを再利用、ドライブ類はケース内のスペース有効利用のため、SATA接続の物に総取り替え。他のマザーボードや電源などは利用不可。
なので、FDDとケース以外全て用無しに。

ちなみに、綺麗にした後で試しに動かしてみたが遅い。

計画、そして実行へ・・・


思い立ってから1ヶ月後の12月のはじめ。少し時間ができたので、いよいよ計画書を作成。

汚ねぇ字と変な図。

既存のパーツとパーツとの間の距離、マザーボードのねじ穴の位置等をメモし、作業の手順や搭載するパーツを考えることに。
大雑把な予定としては、とりあえずまずはパソコンにパーツを組み込み、その後ケースの蓋とフロントパネルを塗装する、という予定を立てた。
パーツの予算は3万~4万円。
CPUはAthlonを組み込もうか、ATOMを試してみたい(そもそもATOMが載っているマザーボードは載らなそう)、とか考えたが、
安定性や、限られたスペースなのでCPUの温度を考えたところ、コストパフォーマンスが優れるというCeleron DualCoreにすることに。
何ともつまらないが、あくまでも「見た目はメーカー製、中身は自作なPC」を作る計画。お金もかかることなので、中身の面白さは置いておいた。

ということで、M/Bはこの時点では「Micro-ATX規格でSocket775LGAマザーボード」ということしか決まってなかった。
5インチベイに積むドライブ類はSATA接続の光学ドライブと、フロントパネル付きのカードリーダーを搭載することにした。
そのほか、サプライ品としてI/Oコネクタ変換ケーブル、PCIスロットパネル、リアファン、
あと省スペースなため、薄型のCPUファンを買うことに決定。
他には動作に必要なメモリ、ハードディスク といったパーツを通販で適当に選択し、見積もったところ約3万6千円。うん、これでいこう。

そういいつつも、この時はまさか現実になるとは思わなかった。

先走り野郎


1月の初め。町で色々と買い物をした際に、コネクタ変換ケーブル、PCIスロットパネル、そしてなんとCPUファンを買ってしまった。

CPUやM/Bを買っていないのにバカである。2480円

これで頭でも冷やせということか。頭に乗せたら新型タ●コプターになりそう。
ちなみに隣にAM2(いや、3だったか定かでない)タイプのファンもあった。う~ん何も言いようがない。

メインPCの故障、贈機提供


1月中旬。スキーで滑降しまくって足が痛いときに事は起きた。というより発見してしまった。
以前使用していたメインPCの破損
くどいようだが、本来ならば電源を変えれば解決するので丸ごとパーツを替える必要はない。
しかし、ケース自体はいいのだがいじりづらいし性能(以下略)

・・この際なので、新作メインPCを組み立てるついでにFMV改造計画を実行することにした。
ついで、というより冒頭にもありますが、作業的には明らかにこっちが本命です、本当にありがとうございました。

以前使ってたメインPCは電源だけ壊れたということで、他のパーツは大丈夫なはず。
コンデンサが破裂しても動いてたので(本来ならば異常が見つかれば使い続けないで早急に対応すべきです)。
というわけで、メインPCからはメモリとハードディスクを拝借。
まあ丸ごと移植すれば早いのだが、マザーボードがATX規格なのでノコギリで斬らないと入りません、というか壊れます。

前に見積もったときよりもパーツ代が浮き、前回購入したサプライ品を含めても3万4千円程度。パーツ構成はこうなった。

慌ただしいパーツ組み込み


1月13日某時刻、パーツ一式が届く。
とりあえずメインPCの組み立てに時間をかけたかったし、電源を組み込むためにはケース部分に穴を開けなければならなく、
その作業を後日行って貰うよう知人にお願いしていたので、この計画はゆっくり進めようと思った。
が、メインPCの組み立てが思ったよりスムーズに進み、その日のうちにOSインストールまで進んだので、とりあえずマザーボードを組み込むことにした。

まず、マザーボードが載っている鉄板をパソコンから外し、元のマザーボードを取り外す作業。
こんなのが載っていました。

SiS(逆立ちで

今回購入したマザーボードを載せます。ねじ穴はぴったり。

いい感じ。ケース加工しないとPCI-E使えません。

CPUも載せちゃいます。

Celeron inside

FANもどんな感じか装着。この位置でないとコンデンサに干渉するので注意。

先走って買ったがいい感じ。

試運転。この日の作業はここまで。

温度も低く、FANもかなり静か。

明らかにメインPC作成に比べて作業行程の画像が多い。

貫通式


この企画を成功させるために重要な作業。
翌日、知り合いにきてもらい、ケースに穴を開ける作業を行った。
2人掛かりで作業し、穴を開けることに成功。かなり苦労した。

電源のねじ穴と合わせつつ印をつけたつもりだったが、実際に開いた穴と多少ずれてしまい、結局電源とは3つしか穴があわないが、しっかり固定されているので深追いはしないこととした。

6cmリアファンの部分もファン用のネジがはまらなかったので、穴を広げていただいた。

穴を開けていただきありがとうございました。必ず完成させます。

本格作業


ケース内に溜まった鉄粉を取り除き、作業再開。

マザーボードをケースに入れ、電源を取り付けた。

いい感じ。

計算通り、電源とファンとの間も余裕がある。よかった~


ハードディスク以外のパーツを組み込んだところ。

かなり線が汚いが、とりあえず押し込んで蓋をかぶせることに。

完成!


・・ではありません。写真をよくごらんください。蓋が半開きです。
実は、電源ネジの1つが蓋と干渉しているため、蓋が閉まらない状況。これは盲点だった。
とりあえず干渉するネジを外して蓋が閉まることを確認。だが、ちょっと電源が固定されていない感じなので後日、蓋にも穴を開けて貰うことに。

一応完成です。

都合上スタンバイランプが点灯しませんが、フロッピーはそのままつかえます。

手直し


とりあえず配線がとんでもないので手直しすることに。

少しはマシになったかな

穴あけ作業も再びお願いすることに。

この部分。

この通りピッタリ

たびたび恐縮です。

外見はパッと見古いタイプのPC。張ってあるシールはWindows98で、パネルにある型番もかなり前に発売されたもの。
しかし中身は比較的最新のCeleronを搭載したPC。
実際に電源を入れるとXPといったOSが起動し、かなり実用的な速度で動くので、外見からは本当にどんなPCか分かりません。不用品の回収屋もビックリ?です。

ケースを加工する道具や技術があるならば、安く手に入れたパソコンや、長年使っているパソコンに愛着があれば試しにやってみてもいいかもしれません。
今回は加工といっても穴開けのみで済みましたし、幸い工具を持っている知り合いがいたのでスムーズに作業が進みました。

作業を終えて


色々ありましたが無事に自作PCに変貌を遂げたME3/505P。動きは速いです。
OSやソフトウェアのテスト用として運用することに決め、とりあえず現在はXPとUbuntuのDualBoot構成で動いています。
また、以前のPCからビデオキャプチャカードを移植し、テレビも見れるように。一体どこへ向かうのやら。

ちなみにCPUファンは静かだけど、6cmリアファンが若干ではあるがうるさい。
吸気にすることにより、パソコン全体を冷やしてくれているようなので、うるささには目をつぶることとします。

2010年2月24日追記


リアファンの両端のピンを入れ替えることにより、風量が半減・音がかなり静かになりました。
ケースがしっかりしているので、振動することもありません。

追記その2 ~BIOSロゴ~


やっぱこれじゃないと!ということで。

元々ロゴが出ないマザーだったが、Face_Wizardですんなり追加できた。BIOS設定画面にもロゴ関連の設定が追加された。

企画としては目的を果たしたので大成功。暖かくなったら次は塗装を・・

塗装


未定(果たして「完全復活」する日は来るのか・・・! 2013.04.27)
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